|
||||||
ホーム / 実用的プログラミングの基礎知識 | ||||||
実用的プログラミングの基礎知識
|
* 更新情報
ソフトウェアを作るスキルとして、プログラミング言語を習得したというレベルから実用的なソフトウェア開発ができるというレベルの間には大きなギャップがあります。 このギャップを飛び越えるための能力の一つとして、他人が書いたソフトウェアを自分が書いているソフトウェアに「部品」として組み込むという技術を身に付ける必要があります。なぜなら、実用的なソフトウェアに求められる沢山の機能を自分一人で全て書き上げるというのは事実上無理だからです。 他人の書いた「ソフトウェア部品」を使いこなすにはその部品の機能についてだけでなく、部品を組み込むための仕組みについて理解する必要があります。部品を組み込む仕組みに関連する分野は広範囲に渡ります。ここではそれらについての概観を平易に解説します。 インタープリタ言語とコンパイラ言語の共存 一つのソフトウェアの中にインタプリタ言語(Java, Perl, Tcl, JavaScript) とコンパイラ言語(C, C++)を混在させる方法を解説します。具体的には、スクリプト言語からコンパイラ言語で書いた関数を呼び出す方法を解説します。プログラムの実行や関数の呼出の仕組みについて、このような複雑なケースを理解することで、本質的な理解を深める事ができます。 継承 オブジェクト指向言語の目玉である継承について解説します。継承がコンパイルや実行の過程でどうやって実現されているか、オーバーロード、オーバーライド、インターフェイスの違い等を解説し、注意点すべき点を示します。 メモリ管理 プログラムが走っている時にコードやデータがどう配置されているか、プログラムの中の変数がどう管理されているかについて解説します。また、メモリ管理に失敗した場合に発生する各種の障害について解説します。 マルチタスク マルチタスクを実現するためのプロセスやスレッドについて解説します。同期管理の重要性と難しさについて解説します。 イベント駆動 GUI やサーバはイベント駆動型のプログラム構造を持っています。イベント駆動型はプログラムのソースの構造と実行の流れが一致しないため、プログラミングやデバッグには慣れが必要になります。 プロトコル ネットワーク実装の基礎であるTCP/IP/イーサネットについて解説します。 HTTP アプリケーション・プロトコルとして最もポピュラーな HTTP について解説します。 Remote Procedure Call ネットワークやプロトコルについて直接プログラミングする事なく、マシン間で通信する為のツールであるリモート・プロシージャ・コールについて解説します。 XML これからの情報システムで扱われる殆んどデータは XML 形式を取ると予想されます。XML の基本概念(エレメント、タグ)や XML を操作する為の各種のツール(DOM, XSLT等)について解説します。 HTML, PDF 文書用データ形式としてポピュラーな HTML と PDF について解説します。データが表示される為に施される各種の処理(レイアウト、フォント) について解説します。 文字コード 日本では特に重要な文字コードについて解説します。文字セットとエンコーディングの違い等について説明します。 画像 画像データの性質について解説します。 アクセス制御 セキュリティの基礎であるアクセス制御について解説します。 モデル 現代的なシステム開発ではモデル、フレームワーク、パターンと言った言葉が重要なキーワードとなっています。これらについて解説します。 |
|||||
Copyright © 2004-2005 Takaya Sakusabe All rights reserved.
Generated: Oct 28, 2005 11:26:19 PM UTC. |